11月18日、本日は搬送のご依頼をいただきました。
ご家族様の深い悲しみの中で、大切な方をお預かりし、病院からの搬送を行いました。
お迎えの際、そっと手を添えられたご家族様の姿に、胸が締め付けられる思いでした。
「ゆっくり帰ろうね」と優しく声をかけられるその時間、どの現場でも同じように、かけがえのないものです。

私たちの役割は”運ぶ”のではなく、
その方が歩んでこられた人生に敬意を払い、最後の移動を丁寧にお支えすることだと常に感じます。

搬送車内では揺れを最小限にし、ご家族様が後から後悔されることがないよう細部まで気を配ります。

日々の業務の中で、悲しみと向き合うご家族様の強さと優しさに触れ、私自身もあらためて
”寄り添う姿勢”を忘れないよう心に刻んでいます。

これからもひとつ一つの搬送を丁寧に、真摯に。
大切な時間に関わらせていただく責任を胸に、明日からも努めてまいります。